瞑るおおかみ黒き鴨


DVD予約しましたー 



 ううこれ見るだけで泣きそうやー 


 内海光司さんの舞台を見に行ってきました。 

九州での大千秋楽も終わったということなので、ネタバレOKかと思いますので感想など書いてきます。 


 この話は、戊辰戦争〜西南戦争、幕末から明治の話で、主人公は斉藤一という新撰組の人です。 

斎藤一は、戊辰戦争で会津の人たちと一緒に戦い、明治になってくすぶっていたところ、内海さん演

じる山縣有朋にスカウトされて、西郷さんたちの反乱である西南戦争の制圧に新政府軍として戦に臨む、という人です。  


幕末〜明治はたくさんの人が亡くなりましたね。


武士道的には、精一杯やって儚く散るのが美しいのかもしれない。

しかし、斎藤一は、最後まで生き残るんですね。しぶとく。それと、内海さん演じる山縣有朋も生き残ります。 


私は、死ぬことこそ美しいっていうのはよくわからなくて、2人が生き残ったことで、この舞台で伝えたいことは「精一杯、生きろ。見苦しくたっていいじゃないか。生きろ」
なのかなーって、私は、そう受け取りました。


 明日っから私も精一杯生きるぞー。しぶとく生きるぞー。生きてるって素晴らしい。

 なーんて思いました。 


 私は日本史が大の苦手、特に幕末〜明治は、薩長とか西郷さん、大久保さん、坂本龍馬、新撰組(近藤勇、土方歳三、沖田総司くらいしか知らない)、吉田松陰などなどなど、、、


名前は知ってるけど関係性とか歴史のことぜんっぜんわかってなかったです。はい。
 

そんで、内海さんの日記を読んでると「ある程度勉強してきてね」的なことが書いてあったので、高校の教科書(取っといてよかった)と石ノ森章太郎の漫画日本の歴史の幕末明治のとこちょろっと読みました。
 

母方の田舎が鹿児島で、小学校は毎年帰省してて、おじいちゃんがいつも西郷さんの話をしてくれたので、西郷さん、大久保さん、島津斉彬公などは理解してます(大河ドラマ翔ぶが如く見てたし)

鹿児島の人って西郷さん好きなんですよ。

タクシーの運転手さんとかも西郷さん好きだから
鹿児島に一歩足を踏み入れたら、「大久保さん」「西郷さんの征韓論」はNGワードです。

 (豆知識)

 空気凍りますよー


 で、で、内海さん演じる山縣有朋ってなーんか教科書に出てきたかなーー???
誰だっけ?って調べたら内閣総理大臣やってて元軍人で。

で徴兵制を敷いた人なので、軍国主義の諸悪の根源的扱いなのか、あまり好かれてる歴史的人物じゃないっぽいです。 


読んでみましたが、帯に爆笑。。。

いちおう、軍国主義者として嫌われている(笑)山縣有朋を、いや誤解だよ、って擁護する方向っぽい本ですが、私が軍隊とかあまり好きではなくて、きな臭い本が苦手で途中までで断念してしまいました。 


内海さんも今回の舞台では「山縣だけが孤独だ。でも孤独な山縣が俺は好きだ」的なこと言っていて、うん、私も山縣、孤独を愛せる人が好きなので、好きです。


 なんとなく、、、内海さんも人見知りでみんなでわーって感じじゃない感じなので、嫌われ者(??)山縣有朋が合っているなあ〜って思いました。


 行く前に、ウィキペディアで山縣有朋を調べたら軍服にヒゲーー!!!だったので、すごい内海さんが軍服で〜ヒゲをたくわえて〜いぶし銀の魅力みたいな?
想像が爆発したツイートを連発していました。

で、結局、予想は半分当たりで軍服姿だけれどヒゲではありませんでした〜
軍服姿、内海さんかっこよかったなアーーーー。 


って光GENJIデビューの年は私は小学校三年生で、内海さんが好きだったんですけど、コンサート行ったことなくて今回36才にして、初めて生で内海さんをみたんですよ!!!
(通称・生海さん) 


もうね、感動しかなかったです。はい。かっこよかったです。

軍服姿だけどピストルを使うのは土方歳三とか大山巌っていう人だけだったかな?明治だからね。下手に使うと暴発とかありそうだようね。 


どこまで史実に忠実なのかはわからないけど、ほんっとーにいい舞台でしたよー。

 内海さんは、ぶっちゃけ若い人ばっかりの舞台でチョイ役なのかなー、ちょっとしか見れないのかなーって思ったけど、かなり出番多くて、重要な役どころだし渋くてよかった!

ほんと行ってよかった!

殺陣もかなりやってました。

はい48才とは思えないキレッキレの動きで!3時間くらいある舞台なんですよ。若い人に混じって(半分以下の年齢の人たち)遜色なくて、かっこよくてー
 


私、幕末はよく知らないけど時代劇が好きなんです。なので殺陣はもーすごい興奮しました。 

土方歳三役の人のオーラがすごいっていうのと、佐伯大地さんっていう大山巌役の人が、山縣役の内海さんに対して、光GENJIの曲名をセリフにぶっこんてくるのがすごい嬉しかったです。
 


佐伯さん、演出の人に言われてやってたらしいんですけど、内海さんには「俺はいいけど、(曲名を)間違えるなよ」ってちょっとしたプレッシャーをかけられる中、
 


光GENJIの世代でもなくおそらくファンでもなく、全公演で、全曲(シングル曲かな???ちょっとわからないけど)コンプリートしたらしいです。


 スバラシー!

 そうそう、

舞台鑑賞初心者の私は、千秋楽こそスペシャルなんだ!って知りました。

 東京の千秋楽では、西郷役の響の長友さんと、山縣役・内海さんが、ダチョウ倶楽部のノリでチューをしたらしいっす!(しかも内海さん発案で「ダチョウさんやりましょう」だったらしい)
 


しかもしかもー、九州での大千秋楽では、山縣役・内海さん、ななななんと、

ガラスの十代をローラーで踊ってくれたんだってーーーーー(ハチマキと羽つけて) 


 もう素敵すぎますよお。


 次回(来年)の内海さんの舞台には(もう舞台にハマってしまって行く気満々)、最終日の最終公演を行くぞ!
 


舞台はテレビと違って編集したりできないし、ごまかしがきかない分面白いなあーって思いました。稽古期間も一ヶ月くらいなのにあれだけ仕上げてくる演者さんってすごい!プロってすごい! 


あ、私もいい思いをしたんです。真ん中のブロックの右端の席を取ってたら、横を内海さんが通ったんですー

まさか来ると思わなくて舞台上に集中してたら、


うううう内海さんが!いる!いる!
 


真横で気づかなくて、ちょっと離れてから気づいたんですけど、

もう、あ、かっこいいー
やっぱり身長高いなー大きいなー 

ふわーってなって、

その日の夜は、興奮して夜中の三時くらいまで起きてました 


なんとなく、あの内海さんの姿を、私がこの世を去る時に走馬灯で思い出すんだろうな・・・ 


ふわーっって思ってました。


 いや、まだまだ生きますよ!?おばあちゃんになった時にも忘れないだろうなっていう、いい思い出が、この歳でできて嬉しいっ、まだまだ青春じゃあー!っていう意味です。
 


あと、出演者にプレゼント(食べ物、生花、生物以外なら)していいっていうことだったので、

プレゼント用意したんです〜内海さんに!


ジャーン!お金もないので手作り感満載な包装です。

使ってくれるかーとかはあんま関係なくて、私の満足のためです。

でも一応、持ってなさそうで喜びそうで邪魔にならなそうなものにしました。
 


出待ちとかはしちゃダメってあったので、まあそんな許可されても恥ずかしくって行けないけれども、しませんでしたね。

 公式にダメって言われてることは私はしたくないです。好きな人に迷惑かけたくないし。


 と、いうわけで、もう堪能しまくった、内海光司さんの舞台でございましたー。 


 おわり。

日菜日和

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